【アムアム通信Vol.243】桜、満開!


こんにちは。アムアム通信編集部員、いつも明るく元気な明日香(あすか)です。

東京では桜が満開です。満開の桜を見ると春がやって来たなぁと思いますよね。

でも、この桜は江戸時代までは縁起の悪いものだとされていたってご存知でしたか?
満開になった桜はすぐに散ってしまうので縁起の悪いものとされていたのですって。こんなにきれいに花を咲かせるのに意外ですよね。

また、墓地や戦場跡地などに多く見られることから、桜は人骨を吸って育つという言い伝えが残っていた地域もあり、これも縁起の悪いものとされている所以(ゆえん)のようです。

桜と言えば、川や土手に植えられていることが多いですよね。江戸時代には川が氾濫して土手の決壊が起こり、洪水の被害に悩まされていました。なるべく費用をかけずに土手を固める方法がないかと考えた末、土手に桜を植えれば人が見に来て踏み固められるだろうと植えられたたそうです。そのため川や土手には桜が植えられていることが多いそうです。ナイスアイデアですよね。

また、桜は川や土手だけではなく、学校の校庭にも植えられているのをよく目にします。校庭に桜が植えられるようになったのは明治時代になってからのこと。パッと咲いてパッと散る桜の姿は軍国主義に傾倒していく日本の軍人の姿に重ね合わせたためだそうです。

入学シーズンに新入生を迎え入れてくれる桜。もともとは軍国主義の名残りだったとはちょっとだけ考えさせられますね。

これだけ美しい花を咲かせる桜ですが、その葉には「クマリン」という毒物が含まれています。葉が地面に落ち、雨に濡れると毒物のクマリンを撒き散らし、雑草が生えないようにするのだそうです。生き残るための戦略のひとつですね。

桜餅には桜の葉が使われていますが、クマリンは人間にはそれほど影響はないそうで、口にしても問題ないようです。そう言われても毒物が雑草を生えないようにするほどの毒物と聞くと口にするのを躊躇してしまいますよね。

このような桜の雑学を思い出しながらお花見をするのも違った思いで見ることができるかもしれません。桜の花を見かけけたら思い出してみてください。


いよいよ働き方改革関連法案が施行されます。

2019年4月1日から「働き方改革関連法案」が順次施行されます。

この関連法案のポイントは、次のとおりです。

時間外労働の上限規制の導入

 時間外労働の上限は、月45時間、年360時間を原則とする。特別な事情がある場合は、年720時間、単月100時間未満、複数月平均80時間を限度とする。

年次有給休暇の確実な取得

 10日以上の年次有給休暇が付与されるすべての労働者に対して、毎年5日、時季を指定して有給休暇を与える必要がある。

正規、非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の禁止

 同一企業内において、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間で、基本給や賞与などの個々の待遇ごとに不合理な待遇差を禁止。

ブラック企業という言葉が一般的になっているので、時間外労働時間の上限規制の導入は良いことだと思います。ですが、時間に制限をされて、サービス残業が増えた、仕事が終わらない、時間に追われることが多くなったなど、弊害が多いのも事実です。

十人十色という言葉がありますが、働き方も人それぞれ。国が働き方を画一的に決めてしまうのもどうなんだろうと思わざるを得ません。

まぁ、国が決めることって、結局、私たち一般人のことがわかっていないんでしょうね。


これは知っておいてねキーワード

一帯一路【いったいいちろ】
中国が推し進める現代のシルクロード経済圏構想。

一帯一路の一帯は中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパに続く「シルクロード経済ベルト」を指しています。一路は中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀海上シルクロード」のことです。

一帯一路は道路、通信設備などの社会インフラ投資、金融、電子商取引、貿易などへの投資を積極的に行い、これらの経済圏の産業の活性化、高度化や関係各国間の相互理解の増進などを目的としています。

中国を外して世界経済を語ることができない現在。中国主導の経済圏確立構想、世界の勢力図が徐々にですが、変わり始めているようです。


明日香が選んだ!(実は選んでない)週間ビジネス書人気ランキング

今週のランキングをお届けします。







6位以下は八重洲ブックセンターさんのHPで確認してみてください。


おすすめ(いや、すすめているわけではない)の一冊


先週ご紹介した小説「七つの会議」 著者の池井戸潤氏の他の小説も読んでみたくなり、さっそく読んだのが本書です。

本書は銀行マンを主人公とした6つ短編を集めたものです。

初めのストーリー「十年目のクリスマス」では

クリスマスが近いとある日、銀行マンである主人公の永島が街で偶然見かけた男は数年前に永島の勤める銀行からの融資を断られ破産(倒産)した会社の経営者でした。その姿は破産したとは思えぬ高級ブランドの紙袋を抱えていました。その男の後をつけると高級車に乗り込むその男。

そこから数年前のその破産した経営者とのやりとりを回顧する永島。銀行からの融資を断られなすすべもなく落胆する経営者。その緊迫感が伝わってきます。実はその破産には裏があり融資が断られることは想定内だったのでした。どのようにこの苦境を乗り切ったのか?

先が気になって深夜まで読みふけってしまいました。池井戸潤氏の小説を読む際は寝不足にご注意ください。

ちなみに池井戸潤氏は、テレビドラマにもなった「下町ロケット」の原作者でもあります。



編集長のつぶやき

先週末に見に行った桜は残念ながら五分咲き。温かい日もあったので今週末はきっと満開だろうと近所の石神井川に桜を見に行きました。

石神井川に到着すると先週とはうって変わって満開の桜。土手から川に向かって満開の枝を垂らす桜。毎年、満開の桜を見ると日本人だなぁとしみじみと思ったりします。(パッと散るところが日本人の精神構造に合っているんでしょうね)

住広は間もなく50歳。あと何回くらい満開の桜を見ることができるのかなぁなど、ちょっとだけセンチメンタルな気持ちになってみたりして。

桜と言えば別れと出会いのシーズン。住広の所属する会社にも5名の新入社員が入社します。街には初々しい新社会人たちであふれることでしょう。

しばらくは朝の電車が激しく混み合いそうです。明日は少しだけ早めに家を出ようと思います。



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